こんにちはhamariです。
今回は自身が第一志望群で内々定まで頂けたJR西日本の就活体験記を紹介していきます。
内容としては以前紹介したJR東海と似たような雰囲気となりますが、同じJRと言っても各社には色があり、選考方法も違ってきます。
ですので、JR西日本を志望する方はもちろんJR他社やインフラを志望する方々にはぜひ読んでいただきたい内容です。
JR東海の就活体験記と同じように就活生にとって本当に役立つネットにはあまり出てきていないようなリクルーター面談の詳細、本社面接の質問事項や面接はどんな感じの雰囲気だったかなどを詳細に書き綴っていきたいと思います。
また、上記のような他の就職活動本や会社別就職試験対策本も参考になると思います。
しかし、上記のような本にはリクルーター面談の内容や最終面接の詳細な内容・雰囲気など書かれていません。
その点を補うという意味でも、これから書いていく内容を熟読していただければと思います!
冒頭にも書きましたが、僕自身、実際に内々定を頂けましたのでどのサイトよりも詳しい自信があります。
鉄道総合職という超安定&超大手企業を目指す方々のための指南書になればなと思います。

就活でJR西日本から総合職として採用してもらう方法って?
そもそもJR西日本の総合職ってなに?

JR西日本の総合職は下記のように
”鉄道系統”
”開発系統”
”IT系統”
”運輸系統”
”車両系統”
”施設(土木・建築・駅機械システム系統)”
”電気系統”
の7系統があります。特徴としては、JR東海とは異なり事務系統も鉄道と開発に分かれています。
また技術系もIT系統があるのが特徴ですね。
理系職種は
” IT系統””運輸系統”” 車両系統”” 施設(土木・建築・駅機械システム系統)” ”電気系統”
の5つになりますね。
JR西日本もJR東海と同様に新幹線の運転士や車掌にはなれません。
※入社すると研修で新幹線の運転士の経験は積むことができます。
JR東海は運輸系統だけでしたがJR西日本は車両系統でも希望すれば運転士の経験を詰めるそうです。(リクルーター談)
また、新幹線を作ることもできません。
※車両系統に入社すると概念設計や仕様設計などの車両設計に携わる事はできます。
本題のJR西日本(総合職)の選考難易度は?
少なくともJR東海よりは難易度は落ちます。
かといって、決して楽に内定が取れるような企業ではなく普通に難しいです。
倍率だけでいうと50倍以上。
その中でも西日本の難関国立大学・同志社大学からの採用が非常に多いです。
京都大・大阪大30名が採用されており、神戸大・同志社大を合わせると60名を超えた採用実績があるそうです。
詳しくは以下の記事に書かれています。
ちなみに、名古屋大学航空宇宙工学専攻からは3人が内定をもらえました。
受けたのは25人のうち7人。やはり、関西の会社だということもあり、東海地方の名古屋大学の就活生にはあまり人気はなかったようです。
しかし、その分倍率が下がったのか内定率はほぼ50%とかなり高かったです。後ほど詳細は書きますが、
後ほど詳しく記述しますが、そもそも選考ルートに乗れない学生がほとんどであると考えていいです。
以前、以下のようなTwitterでも公開しましたが、
その選考ルートのイメージは以下のような感じです。

この図のように総合職にOBがいないと選考ルートに乗れません。神戸(広島)レベルで区分しているのは、OBが確実にいる大学だからです。
逆に神戸(広島)レベルでなくても、OBさえいればリクルーターがつく可能性があるのでチャンスはあります。
リクルーターの影響力
ここではそのリクルーターについて詳しく解説していきます。
これまでの書きっぷりから、JR西日本についてはリクルーター制度が存在していることがわかると思います。
ここのリクルーター制度は選考を占う大きな鍵となります。
特に総合職に関しては、このリクルータがつかないとES通過の確率がかなり下がります。
そして、このリクルーターが付くのが
国立だと
旧帝大・一橋・東工大 神戸・筑波
広島・金沢レベル以上
私立だと
関関同立、MARCH
東大・京大・早稲田・阪大・立命館・同志社・一橋
とエリートばかりです。
逆に言うと上記の大学の人ならプレエントリーして説明会に参加すればどんな就活生であってもリクルーターは付いてくれます。
内々定を取った同期に聞いたところ車両系統全体での合格者は16人だったそうです。
巷にあふれている採用実績大学のランキングはあてにならないです。
あれはプロフェッショナル職やアソシエイト職も含んでいて日大や芝浦工業大から総合職が出るのはありえません。
厳しいこと言いますが、学歴が足りていない就活生は諦めてください。
鉄道総合職はそれほどハードルが高い企業です。
(自分の大学にOBがいるという方、インターンに合格していた方は別ですよ!
そこは徹底的に調べ上げてください。リクルーターさえ付けば、いや付かなくても一発逆転で書類選考から勝ち残るチャンスは0ではありません。)
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JR西日本の選考ってどんな感じで進んでいくの?

まず最初に、僕が体験した2017年卒のJR西日本の就活スケジュールについて書いていきます。
1/25 車両系統OB訪問@名大
3/1 プレエントリー
3/7 車両系統OB訪問@名大
3/15 運輸・車両系統OB訪問@名大
3/22 社員懇親会@名駅
3/24 車両系統セミナー@大阪
3/30 ES〆切
4/8 リク面1回目@名駅(リクルーター:Aさん)
4/18 リク面2回目@名駅(車両課長、リクルーター長:Eさん)
4/19 リクルーターAさんから電話連絡
4/29 リクルーターAさんからリク面2回目通過連絡
5/2 リク面3回目@本社(車両部長、車両部次長、車両課長)
5/9 リクルーターAさんから電話連絡
5/12 リクルーターAさんからリク面3回目通過連絡
5/19 リクルーターAさんからリク面4回目についての連絡
5/26 リク面4回目@名駅(リクルーター長:Eさん)
6/2 最終面接@梅田(人事✕1)
6/8 内内定連絡(辞退)
JR西日本に関しては上記に書いた説明会で全てです。
上記の説明会に関してはすべて出席しました。
これを踏まえて、スケジュールにおけるイベントの深堀りしていきます。
JR西日本のOB訪問・セミナー
JR西日本のOB訪問

JR西日本の企業説明会、OB訪問はすべて出席してください。
確実に出席点があります。(合説に関しては出席する必要はないです)
そして、リクルーター面談の際のリクルータが持っている参考資料に書かれています。
(こっそり面談の時見えてしまいましたので…)
このJR西日本のOB訪問は大学の就活担当の教授に直接連絡があり大学ごとに開いてくれるものです。直接JR西日本の社員がわざわざ名古屋まで出向いてくれます。
合説のような他の企業とごちゃまぜでブースの一角を借りたような説明会ではありません。
※JR東日本は合説も参加必須です。
JR東海のような出席カードは車両系統セミナー以外ありませんでしたが、リクルータになってくれた方は毎回OB訪問に来られている社員さんでした。
また、初回のリクルーター面談時にリクルータさんから事前に好印象を持ってもらえていたと言って頂けたので後のリクルーターさんとのやり取りが非常にやりやすかったです。
なので、
開催されるイベントには全て参加してください。
車両系統セミナー

就活解禁までにリクルータが付く大学では上記のような選考スケジュールで示したOB訪問やセミナーが各系統において開催されます。
序盤(1月とか)は全ての系統について万遍なく説明が行われますが社員懇親会を境にだんだんと系統が分かれていき、その系統に特化したセミナーになってきます。
もちろん、このセミナーに参加している社員も全員リクルーターです。
JRに限らずどの企業でもセミナーやOB訪問であった学生は覚えているようなので身を引き締めて参加しましょう!
このセミナーでお見かけした社員さんの誰かが自分のリクルータになります。
そして、この車両系統セミナーで仕切っているのがリクルータ長です。
(JR東海と同様です)
なので、積極的に質問をして顔を覚えてもらいましょう。
がっつきすぎるのは返って印象を悪くするのでよくないですが、ある程度は積極的に質問していきましょう!
質問についてですが、僕は事前に20個ほど考えて行っていました。
因みに、就活解禁後の3/22の名駅での社員懇親会ではグループディスカッションがありました。
(ただ、JR東海とは異なりこの時点で選考が始まっている感はなく、あくまでどのような考え方の就活生、学生がいるのか見ている感じで雰囲気も和やかでした。)
リクルーター面談・本社面談

ここでは、自身が体験したリクルーター面談・本社面談の全質問事項を含めた詳細を赤裸々に紹介していこうと思っていましたが、リクルータ面談及び本社面談の内容に関しては不特定多数の方に見られるのはまずいかと思い有料noteにて公開したいと思います。(JR東海の記事の件もありますので…ご了承下さい)
内容としては、
リクルーター面談1回目
リクルーター面談2回目
リクルーター面談3回目
リクルーター面談4回目
最終面談
に関して単なる質問内容だけでなく、日時、場所、雰囲気さらにはいつまでに誰から連絡が来れば自分が優位な状況にあるかまでも含めて全て吐き出しています。
詳細は以下のリンクからどうぞ!!
※イメージとしては以下のデンソーやトヨタ自動車の記事のような内容です。


就活解禁前の今の時期からやっておいたほうが良いことは?

これまで、書いてきたようにJR西日本の総合職から内定を手に入れるにはリクルーターがつくことが第一条件です。
まずは、自分の大学OBにJR西日本の総合職の先輩がいるか徹底的に調べ上げてください!
もし、いなかった場合は書類選考にかけましょう。
JR西日本はJR東海と異なりリクルーターが付かないような大学や就活生であっても二次募集というような形で採用される可能性があります。(内定を貰える確率はほぼ0に等しいですが…)
※詳しい事情については上記noteに記載しています。
まずは”リクルーター面談に通過するかどうか”ただそれだけを意識してください。
今、自分の大学OBにJR西日本の総合職の先輩がいない大学3年生の方がいたら他大学院進学を検討してみてはどうでしょうか。
事務系統、運輸系統以外は主に院卒から採用されています。
※どこの企業でも最終学歴が肝になってくると思われます。
院で旧帝大レベルの大学に進学することができればリクルーター面談にはほぼ100%呼ばれます。
また、リクルーター面談を突破するには自分のことをどれだけ理解できているかが必須条件になってきます。
そして本日(3/1)からいよいよ就活解禁です。
もうここまで来たら、自己分析、ESの骨組み、企業分析はある程度仕上がっている段階だと思います。
逆に、これらが仕上がっていない人たちは焦ってください。
この時期は、面接対策に全力を注ぎたいフェーズです。
今まで積み上げてきたOB訪問、企業研究をもとに面接対策を入念に行っていきましょう。
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