- 自動車好きの自分にとってトヨタに就職することが夢!
- 日本最大の自動車メーカーから内定がほしい!
- でもネットを探しても、トヨタの選考に関する詳しい情報はどこも同じようなものしかない…もっと詳しい情報が欲しい…
- リクルータ面談ってなに?どのような流れで受けることができるの??
先日Twitterで以下のようなアンケートを行いました。
今までJR東海、JR西日本と就活体験記を書いてきました(ペースが遅くてすみません…)が、次に就活体験記見たいのは?
— hamari@重工総合職 (@hamari_rec) September 13, 2019
案の定というか、当然というかやはりトヨタ自動車がトップでした。
やはり、未だにトヨタ自動車の人気は健在ですね
因みに、僕のトヨタ自動車の選考結果は“推薦枠を取るための学内面談辞退“でした。


就活でトヨタ自動車から総合職として採用してもらう方法とは?

一見、内定を取るのは難しそうですが実際はそうではなく、みなさんが想像するほどそこまで難しくはないと考えています。
そもそも、トヨタの採用実績は2019年度で660人です。そのうち女子は120人なので女子学生にもチャンスはあります。
インフラの最高峰であるJR東海の総合職や就活ランキングで常に上位のANAなどと比べても採用人数はかなり多いです。
この理由は簡単で、非常に多くの大学に対して“推薦枠“が存在しているからです。
この、推薦枠は上位旧帝大から地方国立大、いわゆる駅弁大学にまで幅広く設けられています。
地方になると推薦枠自体は少なくなっていきますが、確実に存在するので学内選抜に勝ち抜くことができればトヨタ内定へのチャンスはあります。
とはいえ、名古屋が例年トップで10%弱、次いで東京、京都、大阪、早慶で総合職内定者の1/3を占めますので上位大の方が有利なのは間違いないでしょう。
その他にも、メーカであることから理系の上位校である東京工業大、名古屋工業大、東京理科大などの採用も多いです。また、関関同立上位の同志社や立命館からも十数人採用されています。
また、日大や近大など中堅私大からの採用もわずかですが実際にあるので諦める必要はないです。
さらに、地元東海圏の中堅私大愛愛名中からは10名、南山大から8名採用されていますので、地元名古屋の中堅私大生は他の私大よりも採用のチャンスがあると思います。
1位 | 名古屋大 | 40人 |
2位 | 東京大 | 39人 |
2位 | 京都大 | 39人 |
4位 | 早稲田大 | 31人 |
5位 | 九州大 | 30人 |
6位 | 大阪大 | 26人 |
7位 | 慶應義塾大 | 24人 |
8位 | 神戸大 | 18人 |
8位 | 東京工業大 | 18人 |
10位 | 東京理科大 | 17人 |
10位 | 東北大 | 17人 |
12位 | 立命館大 | 16人 |
13位 | 北海道大 | 15人 |
14位 | 同志社大 | 14人 |
※2019年3月卒業生版(参考文献 サンデー毎日2018/8/20号)
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選考ってどんな感じで進んでいくのか?

僕が就活時代にトヨタに抱いた感情は、
でした。
以下、僕が体験したスケジュールです
3/5 合同説明会@豊講
3/23 OB訪問、懇親会
4/25 本社見学会
5/13 推薦枠決め学内面談応募締め切り(辞退)
5月下旬 推薦枠決め学内面談
6月上旬 OBと面接練習
6月下旬 最終面談
これを踏まえて、スケジュールにおけるイベントの深堀りしていきます。
どこのサイトよりも生の声だと思いますので是非参考にしてください。
(JR東海の時と同じような意見が寄せられた場合は有料noteに記事を移すかも知れないのでご了承ください)
合同説明会

これは名古屋大学で豊田講堂にて毎年開催される就活イベントです。
いわゆる大学に直接企業が出向いて合説を開いてくれるイベントです。どの大学にもあると思います。
トヨタの就活においてはこの合説は参加が必須ではありませんが、人事に顔を覚えてもらうためにも出席したほうが良いです。
トヨタのOB訪問

名古屋大学では、トヨタの社員(リクルーター)が直接大学まで出向いて企業説明を行ってくれます。
まあ、この段階で選考が始まっているんですけどね…
というのも、このOB訪問時に、“プロフィールシート”というものを提出させられます。
提出と言ったら大げさですが、プロフィールシートを持ってくとリクルータが添削してくれます。
この重要な機会を逃すことなく、プロフィールシートを洗練させましょう。
リクルータだけではなく研究室の先輩などあらゆるものを利用して納得のいくものに仕上げてください。
この“プロフィールシート”超々重要です。
後の選考を大きく左右するものとなります。
そして、
ここはリクルーターの力の入れ方がトップクラスです。メーカーだとダントツで一位でしょう。
なので、飲み会等の参加は絶対。
そして、お世話になったら御礼のメールを送ること。
リクルータには全てを見られています。
懇親会等での評価が推薦を取得する時に重要になるのでOBに合うときは毎回気を引き締めていくことが大切です。
本社見学会(会社見学)

OB訪問や懇親会がある程度行われたあと、本社見学会(トヨタの会社見学)があります。
しかし、この会社見学全員が参加できるわけではありません。
この募集時に、先程書いたプロフィールシートを提出します。
そして、そのプロフィールシートを人事が見て本社見学に呼ぶか判断しています。
この本社見学会に参加できないと後々割と厳しくなってきます。
僕自身、実際に参加できましたが会社見学の内容は非常に良かったです。
志望度が高い就活生はもちろんのこと、志望度がそれほど高くない就活生でも参加する価値は大いにあります。
ここでは、本社見学の内容はあえて書きません。自らの目で見てみてください。それくらい価値があります。
リクルータによる推薦枠決め学内面談
推薦を学内で勝ち取らなければ内定はありえません。(技術職の場合)
その、学内推薦の決め方は大学によって様々です。
単純に大学院までの成績で決めるところもあれば、院試の成績で決めるところもあります。
少なくとも、院生が優先して選ばれる大学が大多数だと思いますので理系の人はそれを考慮して就活に挑みましょう。
名古屋大学航空宇宙工学専攻では、リクルータによる推薦枠決め学内面談が行われます。
このリクルータによる推薦枠決め学内面談に落ちるとそこで終了です。
推薦枠決め学内面談に参加した同期によると、面接内容はプロフィールシートとESの深堀りがほとんどで、それ以外の質問はなかったとのこと。
なので、
ここを突破するにはプロフィールシート及びESをどれだけ完璧に仕上げるか、どれだけ突っ込まれても答えられるかにかかっています。
そして、一番意識すべきことは、笑顔、ハキハキ、元気よくです。
本社見学会のあと、何度かリクルータからで電話連絡がある人がいます。
内容は、主にプロフィールシートに関するアドバイスです。
このリクルーターからの電話ですがかかってくる人の中に非通知でかかってくる場合があります。それは割りと期待されてる枠の人なので、もしそうなったら自信を持っていいです。かなり有利な位置にいます。
リクルータによる面接練習

そして、推薦枠を獲得できた就活生はリクルーターに最終面接練習を行っていただけます。
この面接練習、ガチガチの選考ではないので完璧に答えるようになる必要はないですが、相手はリクルーターなので全て見られていることを頭に入れて、受け答えをしましょう。
基本的には、学内選抜時と同様プロフィールシートに加えESの内容を深堀りしてく感じです。
最終面接

他の大企業に比べトヨタの最終面接はかなり遅いです。
他の企業は6月1日までに内定が決まるところが多く、トヨタの最終面接が実施される6月下旬まで待ってくれる企業でなければ滑り止め企業がない状況になります。
僕自身これが怖くて、トヨタを辞退したのも事実です。最終面談に落ちてしまうと就活浪人を視野に入れなくてはならなくなるからです。
学内推薦枠をゲットできたからと言って100%最終面接を通過できるとは限りません。通過率は50%以上はあるとは思いますが落ちるリスクはあります。(名大航空でも3人中1人落ちた)
このことを肝に銘じて、選考に挑むことをおすすめします。

では、最終面接の内容を公開していきます。(同期からの情報です)
場所:本社
時間:45分
面接官:人事1人、技術系1人
質問事項:基本的にES、及びプロフィールシートの深堀り
トヨタの考え方にもあるなぜなぜが常に求められる印象です。
就活解禁前の今の時期からやっておいたほうが良いことは?

上で書いたスケジュールの中に、SPI試験が抜けていました。
トヨタはSPI試験が課せられます。言語と非言語だけです。
以前、Twitterでも呟きましたが、
とはいえ、ノー勉でボーダーを突破できるほど甘くはありません。
参考書を1冊仕上げるか、以下のようなツールを使って対策をしておきましょう。
SPIで落ちるほどもったいないことはありませんから。
また、トヨタの選考ではテンポの良さが求められます。
テンポよく受け答えするには、頭の回転の良さと、自分のことをどれだけ理解できているか。これに帰着します。特に2つ目についてはしっかりとした自己分析が絶対に必要です。当たり前のことだけれど、これをどれだけちゃんとやれるか。自分が今までに取ってきた行動を掘り下げていけば、考え方や性格が絶対どこかに出ているはず。
自分に対する理解が深まっていれば、トヨタに限らず、どこでも大丈夫。
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【就職・転職したいとは思っているがなかなか一歩踏み出せない20代】
For A-career

個人的な意見ですが、どのエピソードに対しても、目標設定→計画→結果→対策→結果→反省のループだと思いますが、なぜその目標なのか、なぜその結果になったのか、結果に対してなぜその対策法を取ったのか、もっと良くするためにはどうすればよかった?などなど、問題が起きたときの姿勢や考え方が問われるような気がします。